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🚂雷電鉱山廃線ロマンスルート

ワクワクする棄景として、ずっと目をつけていた廃線ルートがあります。

ここは、ただの廃線ではありません!山向こうの石灰石を運搬するために敷設された引き込み線(専用鉄道)+インクライン(傾斜鉄道)+リフト(索道)が混在しているんです!しかも、大正時代に敷設された100年もの歴史ある棄景


御岳から近いし、時期も時期なので、御岳パッカーズのバックパッキングルートとして使えないかなぁ?と思い立ち、2026年3月吉日、ダイゴたちとついに探索の旅に出掛けてきました!

これはその一部始終をまとめたレポートです♬


✨宝の地図

全国Q地図というサイトにあった1967年の古地図に、二俣尾駅(青梅線)、採鉱所の駅、引き込み線、インクライン、リフトなどがすべて掲載されていました♬ 壮大すぎるスケール!

探索時の情報を元に、お宝の場所を作図したので、公開いたしまっす!


《閲覧方法》

💬PCで閲覧している方は、[□地図を操作する]にチェックを入れてください♬

💬アイコンやマーカーをタップ/クリックして、お宝名をご確認ください♬

《マーカー区分》

レッド二俣尾引込線(大正時代敷設)

オレンジ…インクライン跡(大正時代敷設)

イエロー…インクライン跡(昭和初期敷設)

グリーン…リフト

ピンク…廃線ロマンスルート(御岳パッカーズ2026バックパッキングルート)

出典:全国Q地図(新旧の地形図/1967年/東京都/3千分1)

《標準地図を表示する方法》

❶左上の地図アイコンをタップ/クリック

❷表示された画面下にある[選択中の地図]→[1967年]の✖をタップ/クリック

💬古地図に戻す場合は、本ページをリフレッシュ(再読み込み)するのが簡単です。


🚩区間1(二俣尾駅~二俣尾採礦所遺構)

まずは二俣尾駅の北側にある、引込線の橋桁からスタート!くぐるだけで大正・昭和にタイムスリップした気分♬

(御岳パッカーズ2026では、御岳渓谷遊歩道ウォーク後に、このコースに接続します!なんて贅沢♬)

手前のコンクリート壁が引込線の橋桁(橋梁部は撤去済)・奥が青梅線の現役橋梁
手前のコンクリート壁が引込線の橋桁(橋梁部は撤去済)・奥が青梅線の現役橋梁

そのまま民家脇を歩くと、急に景色が一変し、木橋のかかるトレイル(鉄塔巡視路)に入ります。

パックラフトをバックパッキングするダイゴ
パックラフトをバックパッキングするダイゴ

すると突然、眼下に無数の線路が!のっけからお宝発見でテンション⤴⤴⤴

沢沿いに敷設された無数の線路たち
沢沿いに敷設された無数の線路たち

下に降りようかどうか迷いつつ、歩みを進めると、トレイルにも線路が出現!

キレイに手積みされた沢の石垣を越える線路
キレイに手積みされた沢の石垣を越える線路

辺りを見渡すと、あるわあるわ!腐食したトタンにバイク。そして、解体されて残ったであろう建物の基礎部分が宝の山のように広がっていました!



後々わかったのですが、ここが山からインクラインやリフトで運搬されてきた石灰石を鉄道貨物に載せ換える二俣尾採礦所(さいこうじょ)の跡地だったんです!

出典:おめ通(国土地理院・1968年撮影の空中写真)
出典:おめ通国土地理院・1968年撮影の空中写真
出典:雷電山のインクライン(青梅鉄道沿線名所図絵)
出典:雷電山のインクライン(青梅鉄道沿線名所図絵)


🚩区間2(二俣尾採礦所~ホッパー遺構)

ついに核心部へ!

採礦所から「どっち方面かなぁ~」と探索していると、鉄塔巡視路と雷電山と書かれた手づくり道標を発見!


でも、雷電山と示された右方向は谷地形。はたまた、巡視路の示す左方向へ行けば、尾根の急登。この両地形にインクラインを通したとは思えない......

そこで、更に周囲を探索していたら、それらしき地形を発見!

尾根側の斜面を人工的に削った跡があり、樹木は育っているものの、緩斜面をまっすぐに上へと貫くストレートラインが!

このストレートラインを登りつめてポッパー遺構にたどり着けるか!?
このストレートラインを登りつめてポッパー遺構にたどり着けるか!?

そして、登りつめること約15分。ついに中ボスのホッパー(貯鉱槽)遺構がラピュタのように出現したのです!!!


石灰の貯蔵庫で、巻上げ動力機が設置されていたのでしょうか!?
石灰の貯蔵庫で、巻上げ動力機が設置されていたのでしょうか!?

ホッパー上部は人工的に均された平地が広があり、なんらかの基礎部分とみられるコンクリート遺構も多々ありました。そこで一休み♬


🚩区間3(ホッパー遺構~トンネル遺構)

さーて!ラスボスのトンネル目指して出発だぁ!!!

「ポッパーに続いたインクライン跡を直線で伸ばしていけば、きっと辿り着くはず♬」と上部を探索していたら、やはり!尾根の脇に人工的な切れ込みを発見♬

「あれ?直線が途切れてるぞ💦」

それでも笑顔のダイゴたち(笑)


手分けして周囲を探していたら、どうやら石垣が崩れて、ちょっぴり地形が変わっていただけのようでした♬

そして、斜面上部を見渡したら...大掛かりな石垣の下に、ぽっかり口を開けた空間を発見!


そう!ついにラスボス登場です!!!

もちろん、楽しみをすべて奪っちゃいけないので、全貌はギリギリ見せません♬


感動冷めやらず。来た道をふりかえり、感動と興奮の余韻に浸る御一行♬


下山!そしてダウンリバーへ🛶

トンネルの上は、これまた平坦なスペースが広がっていました。そこから、ほんの10分程度で青梅丘陵のトレイルに合流。

途中の展望スポットでダウンリバー出発点方面を拝んだら、トレイルを使ってラクチン下山しましょう♬

左手の赤い橋(奥多摩橋)がダウンリバー出発点!
左手の赤い橋(奥多摩橋)がダウンリバー出発点!

しかも!廃線よりはるか昔の永禄6年(1563年)に落城した山城・辛垣城(からかいじょう)の遺構も見ることができますよ!

辛垣城の曲輪(くるわ)
辛垣城の曲輪(くるわ)

*曲輪(くるわ)とは:

日本の城郭において、土塁、石垣、堀、切岸(崖)などで区画された平坦な空間のこと。「郭」や「丸」とも呼ばれ、城の防衛や、居住、政務の場として機能した城の基本的構造。


さあ!こんな素敵なロマンスルートを一緒に歩きませんか!

 
 
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Asobenture Life Japan

──ぼくらは遊びで磨かれる。

野外教育、登山ガイド、プレーパーク、ウェルネスの分野で活躍する人材が「本気で遊びと向き合うこと」を具現化すべく2002年12月2日に設立。wilderness:野外とurban:都市の環境特性を生かし、がんばる大人向けのRefresh&Growth支援事業を開始。現在は、体験学習理論やSPECモデルに基づいた人材育成に尽力中。

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